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国内空港 24時間で8000万ドル相当の薬物押収

【NSW31日】  オーストラリア連邦政府によると、国内の空港で24時間以内に3件の摘発が行われ、乗客の手荷物から100キロのメタンフェタミンとコカインが発見されたことが分かった。発見された薬物は、流通価格で約8,000万ドル相当とみられている。

メルボルン空港では、イギリスから到着した20歳と33歳の渡航者のスーツケースから26キロのコカインが検出された。二人はもともとメキシコから入国し、メルボルンで拘留された。オーストラリア国境警備隊(ABF)によると、2人のスーツケースの中にカーボン紙に包まれた12ブロックの白い物質があり、コカインの陽性反応が出たという。二人のうち一人は33歳の女で、商業目的の量の薬物を輸入したこと、国境規制薬物を所持していた罪で起訴された。どちらの罪も最高刑は無期懲役となっている。

また、シドニー空港で同日、38歳の男が手荷検査を受け、係員が約25個の包を見つけた。一つ当たり1キロの重さがあり、予備検査の結果、内容物からメタンフェタミンの陽性反応が出た。

さらにこの前日、シドニー空港では中国茶と書かれた52個の包が発見され、それぞれ約1キロの白い物質が含まれており、検査でメタンフェタミンの陽性反応が出た。

ABFのキャンベル渡航指揮官代理は、4人の逮捕は「膨大な量の違法薬物」が国内に流入するのを阻止したことを意味すると述べた。また、連邦警察のブランデン警視総監は、もし77キロのメタンフェタミンと26キロのコカインが流通すれば、90万人以上を闇取引に巻き込む可能性があったと指摘。「法執行機関が麻薬密売人の急増について追跡している」と述べた。

 

ソース:news.com.au-$80m worth of illicit drugs allegedly caught at Sydney and Melbourne airports within 24 hours

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