【NSW1日】　　今月末に行われるブラックフライデーおよびサイバーマンデーのセールを前に、大手銀行がオンラインの買い物は慎重に行うよう注意を促している。特にセール期間中は詐欺犯罪の横行が懸念されている。

オーストラリアでは多くの人がホリデーシーズンのセール期間中に詐欺被害にあっている。特にテクノロジー製品や衣料品のオンライン販売で被害が多いという。

ウエストパック銀行の現金取引部門のマネジングディレクター、ラザフォード氏は、「良い値引きと、良すぎる値引きの違いを見極めるのは難しいかもしれない」と述べ、ブラックフライデーの盛り上がりを利用する詐欺師には十分注意するよう呼びかけた。

ラザフォード氏はさらに、「購入は計画的に行い、買う前に一度立ち止まって買おうとしている商品は予算内か、業者の評判は良いかなどを確認してください」と述べた。商品についても名前などが間違っていないか、販売者の評判や商品のレビューなどで懸念される点がないかなど、よく確認することが重要としている。

ウエストパック銀行によると、オーストラリア人はセール期間中、一人当たり600ドル以上の買い物をすると予想され、男性の平均消費は女性より220ドル高い。最も支出が多いのは衣料品（48％）、次いでテクノロジー（28％）、家庭用品（21％）となっている。

ソース：news.com.au-Shoppers warned to be alert for scams ahead of Black Friday and Cyber Monday sales