政治

政策金利 1年間4.35%で据え置き

【ACT5日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は、5日の定例会で政策金利を4.35パーセントで据え置くと決定した。政策金利は1年間4.35パーセントで変動しておらず、少なくとも来年2月まで引き下げられないだろう。

RBAのブロック総裁は会議後、「インフレは現在も、目標値の2~3パーセントに比べて高いままだ」「金利引き下げの時期は断言できない」と述べた。

インフレは、8月の予想3.5パーセントから12月までに3.4パーセントに下がるとみられる。7-9月期の総合インフレ率2.8パーセントも前年比の3.8パーセントから下がったが、燃料費と光熱費の下落から予想されたという。インフレが目標値内で安定するのには時間がかかるとされ、引き上げは完全にない兆しだが、RBAは引き下げに非常に慎重だ。

エコノミストのサウル・エスレイク氏は「RBAは他国ほど金利を引き上げたことがない。他国が引き下げても、それに倣うことはない」「失業率も4.1パーセントから上昇していない」「他国と異なり、減税の処置をとっている。国内世帯が減税分を支出するか貯蓄するか見て、金利の決断をするだろう」と分析した。

ソース:news.com.au – RBA holds rates steady at 4.35 per cent as economists predict next cut in February

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