【NSW8日】 NSW州シドニー南部コモ(Como)のビンヤ・プレイスで8日正午ごろ、主要水道管が破裂し、付近の住宅の窓ガラスが破損され屋根が崩壊したことが分かった。浸水などの被害も出ており、住民は状況確認のため避難を余儀なくされている。
9ニュースがとらえた映像によると、大量の水が付近の住宅に流れ込む様子をとらえている。住宅に住むミシェル・バンチさんは、「水が窓に打ち付けられて、窓が粉々に割れるかと思った」、「停電になったので、すぐに避難を促された」と述べた。
シドニー・ウォーターは声明を発表し、事故が発生した当時、水漏れを調べるために技術者がいたことを明らかにした。また、作業員が本管を分離した上で修理を進めていると説明した。また、被害を受けた顧客住人と共に現場で被害状況の確認を行っていると述べた。
今回、問題が発生した水道管はサザランド・シャイアとウロンゴン北部郊外に水を供給するウォロノラ・ダムにつながっている。NSW州緊急サービス(SES)の広報担当者によると、ビンヤ・プレイス近辺の3つの物件が今回の事故により「深刻な」影響を受けており、シドニー・ウォーターが仮設住宅を含む支援を提供するとともに、保険請求に関する説明を行ったもようだ。
ソース:news.com.au-Water pipeline in Como, Sydney bursts, flooding nearby homes