【VIC12日】 VIC州警察は今年初め、警察官が首の後ろと手にタトゥーを入れることを許可した。人材不足の解消が期待される。
VIC州の警察官は今年から、首の後ろと手のタトゥーが許可された。これにより、昨年タトゥーが障害となった志願者135人のうち、86人が警察官への道を再志願した。以前は隠せる場合に限り、首の後ろと手のタトゥーが許可されていた。顔、頭部、首の前のタトゥーは禁止されている。
同州警察の広報官は「嫌みのないタトゥーが警察官にあっても構わないと考える市民が多い」「無害のボディアートを理由に警察官にふさわしい人材を拒絶したくない」と話した。
今月、同州警察の欠員は1,000人を超えた。市内を走るパトカーの窓には、賃金と労働条件の改善を求める抗議メッセージが書かれている。
10月初め、同州全体の警察官の欠員は1,029人に上り、6月より200人欠員が増えた。1,600人が採用段階にあり、このうち400人以上がメンタル審査待ち中で、420人が最終の医療評価を待っていた。さらに、労災による負傷・疾病で680人超が非番扱いになっている。同州警察は2万1,700人超を雇用する。
ソース:news.com.au – Tattoo policy change boosts recruit numbers for Victoria Police