【ACT14日】 NSW大学が13日に発表した研究によると、50歳以上のドライバーは交通安全の促進するため、事故の有無に限らず全員に運転の「再教育」を行うべきだとする一方、大半がこれに反対していることが分かった。
1万2,300人以上を対象に行った調査では、51%が50歳以上の再教育に対し反対の意思を示した。また、36%は「運転違反の兆候がある場合のみ」と回答。「賛成」に投票したのはわずか13%だった。
一部の人は、Pプレートをつけた初心者や30代以下のような若いドライバーのほうが、高齢ドライバーよりも安全について懸念されると話した。経済インフラ・交通研究局がまとめた統計によると、17歳~25歳の年齢層が交通死亡事故の19%を占め、65歳以上は21%だった。
一方、「せっかちで攻撃的、思いやりのない運転」は年齢とは関係ないとする見方や、運転を教える教官の水準を問題視する人もいた。また、再教育や再試験はすべての年齢層にとって有益という見方もあった。
ソース:news.com.au-