【NSW15日】 現在の学校制度では、生徒たちに基本的な金融リテラシーを教える場がなく、現在の生活費危機などの問題に拍車をかけていると懸念されている。
警鐘を鳴らしたのは、サザンクロス・カトリックカレッジの教師でサザランド・シャイアーのツァンバラス議員。現在の教育システムを支持しながらも、金融教育をカリキュラムに加える必要があると述べている。
この呼びかけは、金融教育、リテラシーに熱心な中・高教育に従事する関係者が参加するFinEd Forum 2024の中で、生活費の圧迫、負債の管理、デジタル取引のナビゲートなど、学生が直面する問題に対応するための戦略を伝授する中で行われ、学生に必要不可欠となるパーソナル・ファイナンスのスキルを身につけさせる重要性を訴えた。
同氏は「学校で商業の授業をしないで、算数や複利方程式を教えているために、生徒が損をしているとしたら的外れ。今日の学生は前例のない生活費の圧迫にさらされている。彼らが自立して生活できる力をつけることが重要で、金融リテラシーは現在の学生に与えられていない手段の一つだ」としている。
ソース:news.com.au – We are missing the mark’: Schools urged to add financial literacy to curriculum as cost of living bites