国際

豪米海軍の定期訓練 来年から日本も参加

【NT17日】   NT準州で毎年行われる豪米海軍の共同訓練に、来年から日本も加わると決まった。

ダーウィンで17日、マールズ国防相は米国のオースティン国防長官および日本の中谷防衛大臣と3カ国会談を行った。マールズ国防相は会談前、「合意により日豪は互いの基地を使えるようになり、自衛隊が豪米とともに訓練できるようになる」「志を同じくする国々と最善の関係を築くことは、非常に大切だ」と話していた。

3か国の防衛協力は、中国の軍事主張を懸念したことによる。中国は10月、台湾を取り込む軍事演習を行った。中国政府は台湾と周辺の海峡は中国のものだとして、習近平総書記も「私が生きているうちに中国と台湾を一つにする」と宣言しているが、民主的自治国家である台湾の侵攻計画はオーストラリアを含む西側同盟国が批判している。

さらに中国軍は9月、定期訓練として40年以上ぶりに太平洋に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。ミサイルの弾頭はダミーで特定の国に向けて発射していないとされるが、ICBMは主として核兵器の搬送に使われることから、太平洋地域で不安を触発した。

ソース:news.com.au – Japanese troops to join US marines in NT

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