【QLD18日】 QLD州のモートン・ベイ地方議会は、ホームレスの人たちが公共スペースでのバンや乗用車での寝泊まりとペットの飼育を禁止することを決議した。
同市のフラナリー市長は、公共スペースで寝泊まりをする人々が急増し、安全性と公共サービスが低下していることで「何千件もの」苦情が寄せられたことから、厳しい措置を提案することとなった、と経緯を説明した。同市長は「一部の人々の行動により、そしてその数は増加傾向にあるため、多くの公共スペースが安全な場でなくなり、住民や職員が立ち入ることができなくなっている」と述べた。同市では現在、公営住宅の順番待ちリストの人数は4,500人に上り、200人以上が空き地で寝泊まりしている。
同議会は、満場一致でこの変更を支持している。ヘイン議員は、今回の提案は市長から直接出されたものだとし「市長の行動を称賛する。この禁止令はより広いコミュニティから歓迎されるものだ」と述べた。フラナリー市長は、ホームレス問題は、州政府がこの地域の住宅問題に対して取り組みを行なっていなかったことが一因だとしている。
モートン・ベイ市は、カブルチャー、レッドクリフ、ノース・レイクス、ブライビー島など、ブリスベン都市部の北部の町や市を管轄している。
ソース:news.com.au – City of Moreton Bay in Qld votes to prohibit homeless Aussies from keeping pets in public spaces