【NSW24日】 鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)は、大晦日にシドニーで予定した追加ストライキを行わないと決定した。NSW州政府が最後の方的措置をとったことによる。
州政府と組合は24日、フェアワーク委員会を訪問した。レオ・サンドラーズ弁護士は「大晦日のイベントの脅威となる示威行為は行わない。すべての示威行為は労働者と乗客の安全を考えて行われる」と発表した。
ミンズ州首相は23日、「花火大会の中止や大晦日にシティに行かないよう市民に促すことも含め、何も定かでない」と述べていた。同氏とRTBUははっきり、「お互いを信用できない」と話している。
RTBUは向こう4年で32パーセントの賃上げを求めている。州政府は対応する資金が枯渇したと主張するが、警察の賃金を大きく引き上げ、看護師と消防士にも中程度引き上げた。
来週シドニーの年越し花火が行われるかどうかは、フェアワーク委員会の判断による。
ソース:news.com.au – Rail union calls off new strike action over New Year’s Eve after last minute court bid