一般

Xマスにビーチで大騒ぎ 地元住民は不満

【NSW26日】  シドニーのブロンテビーチで開催されたパーティーに参加していた男性が、崖から海のプールに飛び込もうとした際、滑って重傷を負ったことが分かった。医療チームは意識不明で倒れていた20代の男性をセント・ビンセント病院に搬送したもようだ。同ビーチではここ数年、クリスマスにパーティーが開催されており、近隣住民は騒音や放置ゴミなどに不満を示している。

ブロンテビーチで行われるパーティーは主に、アイルランド、イギリス、南米などの外国人旅行者やバックパッカーが参加。警察が馬でパトロールに巡回し、パーティーは夜半まで続くという。昨年はイベント後、ビーチやその周辺に割れたガラスやゴミ、排泄物などが残され、近隣の一部住民から批判や懸念の声が上がっていた。

地元の経営者のクープ氏はクリスマスパーティーを支持する一方、「パーティーによってビーチに被害が及ぶことを避ける取り組み」が必要と訴え、市議会に対し公衆トイレの追加、フードトラック、ごみの回収、群衆管理を導入するよう提案している。

ウェイバリー市のスパイサー議員はフェイスブック上で、SNSで怒りの声を上げる地元住民に対し、昨年のような「狂乱」の光景が再び起きないよう対策を講じたと説明。「追加のレンジャー、警備員、警察、清掃スタッフ、ごみ箱やごみ収集車の増加、ライフガードの巡回強化」などを行ったと投稿した。

一方、地元住民の一人は市議会の対応に依然として懐疑的な態度を示し、「市議会と警察は何もしないだろう」などのコメントが寄せられた。

 

ソース:news.com.au-Beachgoers attend ‘insane’ Christmas Day beach beach festivities

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら