【NSW4日】 シドニー西部のイスラム教のモスクで銃乱射を予告する脅迫文が、ソーシャルメディアに投稿された。イスラム教徒は先月28日から1か月のラマダンに入ったばかりで、警察が捜査中だ。
エドモンソン・パークのモスク、オーストラリアン・イスラミック・ハウスは4日夕方、テロ行為を予告する脅迫文をインスタグラムで受け取ったと発表した。脅迫文は、2019年にニュージーランド・クライストチャーチのモスクで起こった銃乱射事件に触れている。この事件でオーストラリア国籍の犯人がモスクに押し入り、51人を射殺した。
アルバニージー連邦首相は「嫌悪すべきメッセージで国内に居場所はない。警察の捜査を全面的に支持する」「差別やイスラム嫌悪は許されない」と話した。
リバプール市のマノーン市長は「オーストラリアン・イスラミック・ハウスは、25年の建設プロジェクトを経て数日前にオープンを祝ったばかり。この喜びは今日、祈りの最中に50人以上が殺された事件を示唆した脅かしに置き換えられた」「1つの信仰に対する攻撃はすべての信仰に対する攻撃。皆が1つになって立ち上がり、ヘイトを増大させてはならない」と語った。
シドニー各地で先月、ユダヤ人を差別する攻撃行為が相次ぎ、警察は捜査を倍増した。
ソース:news.com.au-‘Distressing:’ Major police investigation underway after Western Sydney mosque threatened