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VIC航空ショー事故 50代パイロットが重傷

【VIC29日】  VIC州で開催されているアバロン国際航空ショーで、28日午後5時15分ごろ、50代のパイロットが乗った飛行機がパフォーマンス中にコントロールを失い墜落する事故が発生した。当局によると、パイロットの男性の容態は「重篤だが安定している」という。事故を受け、主催者らが29日のイベント開催について協議を行っていたが、広報担当者は29日朝、予定通り開催すると発表した。

事故の目撃者の一人は当時の状況について、4機が飛行する中で1機だけが分かれ、残りの3機が編隊を組んで飛行を続けたと説明。分かれた1機は単独でループしていたが、うまくループから抜けられない状態のまま地面に衝突したと話した。

別の目撃者は、ループの距離が地面に近いと感じた直後に飛行機が墜落し、パイロットが機体から救出されると心肺蘇生が行われていたようだと話した。

イベントの主催者であるAMDAファンデーションは、29日午前8時にショーを続行すると発表。AMDAのギディングスCEOは、事故にあったパイロットと家族、友人、チームに、「思いは共にある」と述べ、事故は観客のいない場所で起きており、一般市民の死者や負傷者は出ていないと報告した。

VIC州警察は事故について声明を発表し、「事故による負傷者はパイロット男性の一人のみで、上半身と下半身にけがを負っている」と説明した。

 

ソース:news.com.au-Pilot, 50s, critical after plane crashed during an aerobatic performance at the Avalon Airshow

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