文化・芸能

イースターショー開幕 最寄り駅で安全対策

【NSW11日】  シドニー・ロイヤル・イースター・ショーが11日、シドニー・ショーグラウンドで開幕し、初日は3万5,000人が来場した。4月22日まで開催される。フードスタンド、エンターテインメント、アトラクション、ゲーム、ショーバッグなどが楽しめる。

会場まで公共交通機関を利用する市民に対しては、安全への注意喚起が行われている。会場の最寄り駅のオリンピック・パーク駅では、過去1年間に電車とプラットフォームの隙間に転落する事故が15件発生しており、このうち13件が昨年のイースター・ショー期間中に起きた。シドニー・トレインズは転落防止のため、同駅のすべてのプラットフォームに隙間を埋めるギャップフィラーを設置した。

シドニー・トレインズのロングランド代表は、「この対策を導入したプラットフォームでは、転落事故は一件も起きていない」と述べた。また、NSW州のグラハム交通相代理は事故防止策について、「イースタショーの訪問を出来るだけ楽しく、ストレスの少ないものにするためだ」と説明した。

ギャップフィラーはこの他にも、サーキュラー・キー、タウンホール、マーティン・プレイス、ウィンヤード、ボンダイ・ジャンクション、レッドファーン、チャッツウッド、ウォライ・クリーク、セントラルなどの駅にも設置されている。

シドニー・ロイヤル・イースター・ショーは毎日午前8時30分~午後9時まで開場している。ファミリーパス(大人2名、子ども2名)は178ドル、大人1名は60ドル、子どもおよび障がい者は42ドル、コンセッション(学生・年金受給者など)は48.50ドルとなっている。公共交通機関の利用は無料だ。

 

ソース:news.com.au-Travel warning ahead of Sydney Royal Easter Show 2025

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