中国東部で今年に入って少なくとも7000人の強制的中絶・去勢手術が政府職員によって行われた、とタイム紙は伝えた。人口の増加を食い止める為だという。
地元産児制限の職員に話をした弁護士によると、中国東部のシャンドンの田舎町イェンナンで今年3月から7月にかけて7000人が強制的に中絶手術・妊娠できない体にする手術を受けた。家族が手術を受けるのに抵抗し撲殺された村人も数人いるという。同紙は近年起こった中で最も悲惨な大量中絶・不妊処置であると伝えた。
この件はシャンハイにある産児制限事務局によって現在捜査中であるという。リンイー当局者は一切の不適切な行いについて否認している。
中国の人口は今年13億に達し、同国は深刻な資源、仕事不足に苦しんでいる。人口の専門家によるとこのままいけば年間1千万人ずつ増加し続け2030年半ばには14億6千万人に達するといわれている。
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