シドニー - 第15回ミスワールドオーストラリア代表の最終選考では、大胆なビキニ、ピンヒールに真っ赤な口紅だけでは、ティアラを勝ち取ることはできない。希望に満ち溢れた候補者たちは土曜、3日間にかけて行われるミスワールドオーストラリア選考の初日を迎えた。
オーストラリア全土の都市から集まった、若い女性たちは非常に難しい選考に挑むこととなった。このコンテストの出場者は「目的を持った美女」を身をもって示すことになるからだ。
候補者の一人、ディナ・ブルノウさんは、「コンテストの本来の意味を勘違いしている人がいる。人々が想像している以上に意味のあるコンテストなのだ。」という。
またブルノウさんは、「私たちは、コンテストのテーマである「目的を持った美女」を実際に実現し、世界をより良い環境にしていくのです。」と語った。
選ばれた出場者は、地域社会に貢献する活動を過去に経験している必要がある。「外の世界を知り、子供たちの置かれた環境問題やエイズ問題の解決に少しでも貢献できることは、女性にとってすばらしいことだ」とブルノウさんは語った。
コンテストの優勝者は、シドニーにて月曜に発表される予定。優勝者は、オーストラリア全土の子供慈善事業に取り組む機会が与えられ、同時にメディアトレーニング、今後の仕事の指導を受けることになる。
また、12月には中国にてミスワールドコンテストが開かれ、世界中から選ばれた120名がミスワールドをかけて競うことになる。だが、まずは3日間にかけて開かれるシドニーでの選考を勝ち抜く必要がある。選考は、モデル的要素、スピーチ、体力テスト、面接をもとに行われる。