アフガニスタン　７日　-　ゲリラ組織、タリバンの撲滅を目指し、アメリカ軍が攻撃を開始して以来４年が経過し、タリバンは今日、海外軍隊をアフガニスタンから排除するために、聖戦を今後も続行していくことを誓った。

タリバン組織の幹部ムラ・ダダラ氏によると、２００１年にタリバン政権が崩壊して以来、アフガニスタンには混乱が生じ、殺人や略奪が頻発する、薬物に侵された国となったという。
ダダラ氏の居場所は明らかにされなかったが、氏は衛星電話を使用し、「２００４年１０月と今年９月１８日に行われた選挙はアメリカが用意したシナリオ通りに「ドラマ」が展開されただけ。」と語った。

タリバン組織の崩壊を喜んでいた人々は今、アメリカがアフガニスタンを占拠している理由はアメリカの国益のために過ぎないと実感しているという。
また、「アメリカがアフガニスタンを占拠することにより、テロ攻撃がますます激化していることは事実であり、アメリカ人がアフガニスタンの国民に対して何の同情心も感じていないことは明確だ。」と同氏は述べた。

５０人以上のアメリカ軍兵士を含めた１０００人以上の軍人が今年、命を落とし、この数は２００１年以来最大の死亡者数となった。