[キャンベラ-24日] 現在進められている労使関係法改正は、国内に新たな低収入労働者層を生むことになりそうだ。
ケビン・アンドリュー雇用・職場関係大臣は、失業者が新法下の条件の仕事を受け入れることを拒否すれば、失業保険が受け取れなくなることを容認している。
「求職者はどんなにひどい条件の仕事でもいいからとにかく職を得ようと必死になるだろう」とはオーストラリア社会生活評議会代表のアンドリュー・マッカラム氏。
法改正に反対しているステファン・スミス氏は、改正後は失業者に全くチャンスがなくなると指摘。「失業者は、より低い賃金、より悪い条件、より高いリスクの仕事を選ばざるを得なくなるだろう。例えばアメリカのように」