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レズリー元被告、イスラム教徒風衣裳でなくタンクトップで出所

[バリ/インドネシア-19日]薬物使用で有罪判決を受けたオーストラリア人モデル、ミッシェル・レズリー元被告は、出所後わずか数時間でインドネシアを後にした。

彼女は18日に懲役3ケ月の有罪判決を受けたが、既にその期間を刑務所で過ごしており、19日の午後、釈放された。
逮捕後、18ケ月前に改宗したとの理由で突然イスラム教徒風の衣裳を着用するようになっていた彼女だったが、濃いメーキャップに細身のジーンズ、タンクトップ、トングにサングラスという格好で刑務所から現れた。待ち構えていた取材陣に微笑みかけたものの何も語らず、2人の付き添いが彼女をバンに押し込み、バリ空港近くのイミグレーションオフィスに向かった。

一方、ケロボカン刑務所の警備主任で、女子棟の鍵を持つ唯一の人物であるハンニバル氏は、弁護団が朝5時にレズリー被告を迎えに来る時間に、寝過ごしてしまった模様。前日、弁護団が刑務所に必要書類を持って来るはずだったのを夜11時近くまで待っていたためだという。

レズリー元被告は昨夜、シンガポール航空の旅客機でバリを出発。オーストラリア到着後は今回の逮捕の真相を語ると誓っている。

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