一般

白人主義KKK団の関係者、人種差別行動で逮捕

[シドニー/19日] 週末に行われた人種差別的反社会行動の取り締まりで検挙された、5人の白人至上主義者のうちの1人の自宅で武器が発見され、再逮捕後起訴された。

警察はシドニー西部のウィルモットにある男の自宅から発煙手投げ弾、弾薬再装填マシン、ピストル、ナイフ、スリングショットを押収。男は18日にもブライトン・ル・サンズでガソリン25リットル、火炎瓶製造器具などを所持・運搬したとして逮捕されたが、3人の仲間と共に釈放。ウーロンゴン出身の少年のみ起訴された。
19日、5人の男達全員の自宅が強制捜査され、警察はナイフ、コンピュータ、目だし帽、アンティークのピストルに救急隊員、消防隊員、軍隊用の制服などを発見。ウィルモット在住の男は、銃や不認可武器の不法所持、変装と起訴犯罪計画等の容疑で起訴された。残りの3人についても調べが続けられている。
極右派支持者として知られるジム・セルアム氏は、5人の男とオーストラリア国内のクー・クラックス・クラン(KKK団)の自称リーダー、デビット・パルマー氏と関わりを指摘。パルマー氏は直接彼らに指示はしてないとするも、彼らの存在を知っていることを否定しなかった。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら