[ブリスベン-17日]オーストラリア国内の眼の専門家は、チャイルドケアセンターや学校に対し、子供達を昼間なるべく日陰から出さず、帽子や日焼け止めだけでなくサングラスの着用も指導するよう提言した。
オーストラリア検眼医協会は1200人に調査を行い、それによれば98%の回答者が日焼けや皮膚がんに気をつけている一方で、わずか56%の人しか白内障にかかる可能性を危ぶんでいないという。
クィーンズランド州の検眼医、シャンノン・プー氏は、両親は子供達の眼を早い時期から守るべきだと述べた。
アイ・リサーチ・オーストラリア代表であるヒュフ・テイラーは紫外線量の増加は白内障、眼の表面のガン、表皮爪膜の発症を促すとの調査結果を発表。ブリズベン在住の検眼医で二児の父親であるサイモン・ハーウッド氏によれば、サングラスの着用は早ければ早いほどよく、その際、オーストラリア国内の基準を満たしたものを選ぶようにするべきだと強調した。