アデレイド 17日 - 癌で苦しむ子供達の為の募金活動として、15400キロの距離を一年かかって歩いた男性が、無事アデレイドの家に帰宅した。
コリン・リケッツ(48歳)さんは17日、家族や友人の待ち受けるアデレイドで、1日平均して40.63キロを歩いた379日にわたる旅を終えた。
リケッツさんは、乳幼児期に脳腫瘍を持つと診断された息子を持ち、それが動機となって、この12万ドルを集める偉業を達成した。彼の息子のルークさんは、現在26歳で普通の人と同じ、健康で幸せな生活を送っているという。「ルークに与えられたのと同じ生きるチャンスが、他の癌患者の子供達にも与えられることを祈ります。」と同氏は語った。
リケッツさんは、2002年にも募金運動としてメルボルンからアデレイドまで、2週間かけて走った。