パース ― 7歳の少女が、西オーストラリアの鉱山の町ピバラの裏道で両親の4駆を運転中、ダッシュボートの向こうがよく見えずに車を衝突させた。
同少女は、母親が台所で忙しくしている隙に、車の鍵を家から取り出し、マニュアル車の4駆をスタートさせて、駐車場からバックで出し、裏道を400メートルほど走ったとされる。その後、前がよく見えなかった為に、ピックアップトラックの後ろに追突したが、低速で走っていた為、トラックへの損傷は無かった。
警察は、今までの交通事故で一番年少の運転手だと驚きを見せた。オーストラリアの遠隔地では、両親がケガをした時などの安全の為に、子供に早くから車の運転を教える傾向がある。同少女も、父親の膝に乗って、ブッシュの中で車の運転を教わっていたが、父親は、まさか7歳の少女が道に1人で繰り出すとは思ってもいなかった。
警察は、同少女の両親に車の鍵を少女の手の届かない所へ隠すように指示した。