ブリスベン 15日 -クイーンズランド州で働く会社役員の給料が、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州の水準に追いつきつつある。
クイーンズランド州の会社役員で年収が100万ドル以上の人数は増加の一途をたどっており、この傾向は今後も続くものと予測される。特にこの傾向の強い業界は不動産業と建設業。
昨年一年間にブリスベンの会社役員の年収は増加し、業種によっては、シドニーやメルボルンで同様な仕事に就く役員との年収差は10%ほどに縮まった。
また中間管理職の州間の賃金差も縮小の傾向にあり、幾つかの営業職や技術職ではブリスベンとシドニーの年収差は5000ドルほどしかない。