国際

根まで腐っている!?国連組織

キャンベラ16日ーオーストラリアのトップ外交官で、4年半にわたる国連大使としての任務を終了しキャンベラへ戻ったジョン・ダウス氏は、国連組織は根幹まで腐りきっていると批判した。同氏によれば、国連食糧プログラムやユニセフ児童基金などの活動は機能しているものの、国会総会は全く意味のない存在になっていると語った。国会総会では重要な決定や合意に至るような討議は全くなされておらず、このように根幹部分が腐っていると、国連全体が機能しなくなるのも時間の問題だとしている。

また最も大きな懸念事項は、大量破壊兵器を保持する国が増加しているにもかかわらず、核兵器の脅威の問題について適切な協議、交渉等がなされていないことだと述べた。

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