キャンベラ - 2月28日に新たに科学長官に任命されたジム・ピーコック博士は1日、地球規模での気候変動問題を解決する為に役立つとして、将来的にオーストラリアで原子力発電の使用を支持する姿勢を見せた。同博士は、原子力発電を国内のエネルギー源に加えることで、地球温暖化現象を生み出す物質の大気への排出量を減少することが可能と述べた。
イアン・キャンプベル環境相は、同博士の科学長官への就任を歓迎し、原子力発電に関しての同博士の見解を支持した。しかし同相は、これが将来のオーストラリアでの原子力発電所の設置を意味しているわけではないとし、「国内では、天然ガスなどその他のエネルギー源が豊富にあるため、原子力発電が最も経済的効果の高いエネルギー源になるとは思われない。」と語った。
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