メルボルン - 8年前に中絶に失敗した女性に、担当医の不注意による過失が法廷で認められ、子供の養育費として10万ドル支払われることになった。
メルボルン在住の女性エリザベスさんは8年前に生活保護金で生活している期間に妊娠したが、相手の男性が子供の養育費を援助しないと言った為、郊外のパークビルにあるロイヤルウーマンズ病院で中絶手術を受けた。しかし、術後3週間の検診でまだ妊娠していることを告げられ、子供を出産する決断をした。「超音波検査のスクリーンで私の小さな坊やが親指をじゃぶってるのが見えたの。この瞬間からこの子を産もうという気持ちは変わらなかった。」とエリザベスさんは語った。
ビクトリア州で、医師の過失が原因で子供の養育費の支払いが認められた判決はこれが初めて。