アデレイド- 南オーストラリア州労働党政府は2日、今月に予定されている州選挙で再勝利を収めた場合、州内の学校の購買でジャンクフード(ポテトチップスなどのカロリーが高いだけで栄養価の低い食品)の販売を禁止すると公言した。
同政府は来年にも健康的な食生活のガイドラインを州内の学校に導入し、2008年には同ガイドラインに順守するように指導する予定。
同ガイドラインで学校の購買での販売が禁止される食べ物はポテトフライやドーナッツ等の揚げ物、ミートパイやソーセージロール等の高脂肪食品、そして高塩分、高糖分を含むスナック類。
労働党マイク・ラン州首相は、「オーストラリアで子供の肥満が深刻な社会問題になっていることは周知の事実だ。南オーストラリア州が国内で同問題に対策を打つ初めての州になりたいと思う。」と語った。