メルボルン１７日ー統計局の発表によると、現在仕事を探していない人が約２５万人に達しており、その数は一世代前と比較すると、３倍に増加しているという。また、女性雇用が過去２５年間で飛躍的に増加している一方、２５歳から４４歳の失業者の男性の数は急激に増加している。

１９７８年では、２５歳から４４歳の男性の９０％以上が正社員職に就いていたものの、その１２ヵ月後の３月には、その割合が８１％にまで減少した、とフェアファックス紙は報じている。

一方、パートタイム職の数は２％から７％へ増加し、失業者の数は７％から１２％へ飛躍的に上昇した。また、最も急激な上昇がみられたのは、職を探さない仕事盛りの年齢の男性の数で、その数は１９７８年の４％未満から現在およそ９％にまで増加している。