国際

ハワード首相、エジプトの3件テロ爆破攻撃に遺憾表明

キャンベラ25日ージョン・ハワード首相は、エジプトのダハブで24日、23名の死者と2名のオーストラリア人を含む60名の負傷者を出した3件連続爆破事件の容疑者とみられるテロリストを非難した。顔と身体に切り傷を負った2名のオーストラリア人女性は、すでにエジプト空軍によってカイロへ避難していている。

外交貿易省はエジプトへの観光客に対し、観光客の人気エリアであるハルガダ、ギザ、アレクサンドリアなどでの予想されるさらなる攻撃に対し警戒するように勧告した。

ハワード首相は、「私は、この事件が明らかにテロリストによる攻撃であると非難する人々に賛同したい。この爆破で多くのエジプト人と外国人の命が奪われた。これは、国際社会からの非難に値する、許しがたいテロ行為である」と厳しく非難した。

爆弾が爆破された3件は、ガザラのスパーマーケット、ダハブのレッドシーリゾートにあるレストラン、「ネルソン」と「アラディン」。重度の負傷者が多数いることから死亡者の数は今後増えると予想される。

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