シドニー2日ーコモンウェルス銀行の元職員が、2004年12月31日から2006年3月15日まで、顧客のスパーアニュエーションの貯蓄金から総額1050万ドルを自分の口座に移し、うち850万ドルをシドニーのスターシティーカジノで使い果たしていたことが明らかになった。有限会社ニュース紙は、同元職員が3月21日にカジノにて警察に逮捕されていたことを報じた。同元職員は、偽装による金銭の入手で、37の容疑にかけられることが予想される。
コモンウェルス銀行のスポークスマンによると、同元職員は、申し込みや払い戻しなどの処理を担当していたという。また、盗まれた顧客の貯蓄金は、同銀行が保障することになる。