メルボルン2日-オーストラリア軍のジェイク・コブコ兵士(25歳)が4月21日、イラクで頭部に弾丸を受け死亡した件の調査が進行する中、3日に発行予定の雑誌ブレトン(Blletin)は、コブコ兵士が自身の銃で死亡したとき、同兵士は立った状態のまま、自分の部屋のベッドの上にあるノート型パソコンに向かっていたと報じた。死亡する直前にコブコ兵士が取り扱っていた銃が発砲する前に、誤ってどこかに隠れてしまったか、あるいは意図的に置かれたかは定かでない。また、同雑誌は、コブコ兵士が死亡したとき、部屋には同兵士1人だったと報じている。
これらの報道は、コブコ兵士は自分の銃を清掃中に誤って銃が発砲したことが原因で死亡し、また同兵士の死亡時には2名の兵士がその場に居合わせていたというブレンダン・ネルソン国防相の声明文の内容とは異なるものである。また、この件に関する調査が進む中、同兵士の妻であるシェリーさんがコブコ兵士にひどいメールを送ったのではないかなどという憶測が飛び交っているが、この件について、遺族は強く否定している。