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交通違反を繰り返す金メダリスト、助けてほしいと必死の訴え

[シドニー-13日]コモンウェルス・ゲームの金メダリスト、トラックの花形スターだったダレン・クラークが躁うつ病の治療中に交通違反を繰り返し、刑務所行きになる危機に面している。

クラーク氏は無免許運転で2004年に6ヶ月の執行猶予となった。しかしその期間中に2度の交通違反で捕まり、最長禁固12ヶ月の実刑判決を受ける可能性がでてきた。
クラーク氏は現在40歳、バサーストの近くでパートナーと3人の子供達と共に生活している。
彼は1984年のロサンゼルス・オリンピック、1988年のソウル・オリンピックの400m走で共に4位、1990年オークランドで開催されたコモンウェルス大会では金メダルを受賞。引退後、ラグビーリーグに参加したり、スポーツ施設でコーチをしていたが、2001年以降フルタイムの仕事に就いていない。
クラーク氏は世間から忘れ去られてしまったことと躁うつ病が仕事への意欲をそいでいると語った。
「助けてほしいと泣き叫びたい気持ちだ。本当に」と、彼は辛い胸の内をサンヘラルド紙に訴えた。

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