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聴覚障害者、豪経済に年間120億ドルの負担

キャンベラ 17日 - アクセス・エコノミックスによる最新の報告書によると、16万人とされる国内の聴覚障害をもつ不労者は、オーストラリア経済に年間約120億ドルの負担をかけている。国内で、355万人が何らかの聴覚障害を持つ。

現在、6人に1人のオーストラリア人が聴覚障害をもち、この数値は2050年には4人に1人へと悪化し、更なるオーストラリア経済への負担となると予想されている。聴覚障害者の約37%は、大きすぎる音を聞いた為に聴力を失った。更に、政府は13億ドルを聴覚障害者の福祉厚生の為に費やしている。

同報告書によると、聴覚障害による生活への影響は、身体障害のレベルの中で、喘息、糖尿病、筋骨格の病気と同等とされる。

報告書を作成依頼した機関の代表の1人ボブ・コーワン氏は、「聴覚障害への対応は、国内医療の重要課題の1つとされるべき。これらの障害者のオーストラリア経済への負担が数値として確認できた今、この負担を大幅に減少する為に何かの対策を立てなければ。」と述べた。

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