[メルボルン18日]ビクトリア州に施行される新しい法律により、子供の交通違反によって、両親の自家用車を3ヶ月、あるいは無期没収されるという事態が起こるかもしれない。
これは7月1日から施行されるanti-hoon laws(反フーン法) によるもの(‘hoon’とはオーストラリアの俗語で荒っぽい若者、不良の意)。
それによると、若者がフーン行為で交通違反を起こした場合、警察は最長10日間、車両を没収できる。最初の違反で48時間の没収、二度目の違反で3ヶ月、3度目では無期没収となる。
現在、ビクトリア州ではスピード違反者が急増しており、野党もこの法律によって州内の道路の安全性が高まると賛成している。