シドニー 28日- The Australian Institute of Health and Welfare(AIHW:豪健康厚生機関)が28日発表した最新の報告書によると、約5人に1人のオーストラリア人が、少なくとも一ヶ月に一度、負傷するか死亡する可能性が出る危険なレベルに達するほどの大量のアルコールを摂取している。
特にこの傾向が見られるのは、ホスピタリティ業、農業、鉱山業で働く人に多く見られる。特にホスピタリティ業界で働く人々は、他の業種の人よりも、頻繁に大量のアルコール摂取をする傾向にあり、長期間にわたる健康への害が懸念されている。
約7%の労働者が、過去12ヶ月間で少なくとも一度は、アルコールの影響下にある状態で勤務しており、4%が、過去3ヶ月の間に、アルコールが原因で少なくとも一度は欠勤しているという。
AIHWは、同調査結果が、アルコールに関係した労働者問題を解決していくうえで、重要な情報を提供していると述べた。
同調査で、大酒飲みと定義されるのは、男性で1標準アルコール摂取量(スタンダードドリンク)と同等の酒類を、続けて7杯以上飲んだ場合、女性では5杯以上となっている。
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