シドニー 28日 -The Australia Bureau of Statistics(ABS:豪統計局)が28日、NSW州の様々な過去5年間のデータから得られた統計を公表した。
同報告書によると、NSW州住民の平均寿命は延び、より多くの両親が仕事に就き、犯罪数は減少し、住民の健康状態は改善されているという。
同州の人口増加率は、5年前の1.2%から0.6%へと減少した。2005年には、260万世帯があり、この中、180万世帯が家族を持つ。扶養児童がいる片親家庭は、扶養児童をもつ全家庭数の中の22%。失業中の親を持つ子供の割合は、2000年の19.4%から減少し、2004年には15.7%となっている。
2000年以来、財物犯罪数は全体で27%減少しており、強盗事件率は34%減少、住居への泥棒侵入件数は40%減少、そして車盗難事件数は45%減少した。
同州住民の平均寿命は、女性で2000年の81.9歳から83歳へ延び、男性は76.4歳から78歳へ延びた。
2004-2005年度に、NSW州の最大の輸入国は、米国から中国へと移ったが、同州の最大の輸出国は日本がその地位を保持しつづけ、2004-2005年度には54億ドルに及ぶ製品やサービスが日本市場に輸出された。
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