シドニー4日ーポップ界の女王、カイリー・ミノーグ(38歳)が、テレビのインタビューで初めて、医師から乳がんと診断されたときの様子について語った。
2005年5月に医師から乳がんと診断されたカイリーは、がんと宣告されると、真っ先にそこから逃げ出そうとしたという。化学療法を受けた後のカイリーの病状は完全に回復している。
カイリーのインタビューは7月17日に、ナインネットワークの1時間番組で放送される予定。カイリーは、「医師が乳がんだと宣告した瞬間、言葉を失ったわ。そのときは母も父も一緒に居て、みんな打ちのめされた気持ちになったわ。それから私は「飛行機に乗るわ」といったの。」と、当時を思い出しながら語った。
カイリーは、手術を受けるために自宅のあるメルボルンへ帰国し、2005年5月20日に乳房からしこりを摘出する手術を受けた。昨年はボーイフレンドのフランス人俳優Olivier Martinez(オリバー・マルティネス)とフランスで療養期間を過ごした。
カイリーは6月、11月11日にシドニーで始まり、12月17日にメルボルンで終了するワールドツアーを発表した。