[メルボルン9日]メルボルンに2ヶ所あるヌーディスト・ビーチの1つが、その歴史に終わりを告げる。

Werribee South（ウェリビー・サウス）にあるCampbells Cove beach(キャンベルズ・コーブ・ビーチ）は1986年にヌーディスト・ビーチとして認可を受けたが、現在、200万ドルの予算をかけ、ウェリビー・サウス一帯を観光客向けにリゾート開発する計画があり、家族連れに対する配慮が理由のようだ。
Wyndham（ウィンダム）市、Shane Bourke（シャーン・ボーケ）市長はこの決断に関して、「ヌーディズムに反対しているからではない」と弁明している。1983年に制定されたNudity Act(ヌード法）によると、ヌーディスト・ビーチの存続は地方行政の判断に委ねられている。
ビクトリア州その他のヌーディストビーチは、メルボルン、Mount Eliza（マウント・エリザ）のSunnyside North（サニーサイド・ノース）、そしてTorquay（トーキー）近くの Southside Beach （サウスサイド・ビーチ）とPoint Impossible（ポイント・インポッシブル）の3ヶ所。
ビクトリア州ヌーディスト・アソシエーション代表のWerner Jacob（ワーナー・ジェイコブ）氏はヌーディスト・ビーチが少なくなるのは寂しいけれど、キャンベルズ・コーブ・ビーチは最悪のビーチだったと評した。