キャンベラ10日ーDiane Willis(ダイアン・ウィルズ)さんは、メルボルンとブリスベーンへの格安航空券はありえないほど格安すぎると思った。その判断は正しかった。
ウィルズさんは、格安航空券を販売するインターネットサイトで詐欺に遭ったオーストラリア人12人のうちの一人。しかし、ウィルズさんは予約した航空券の支払い時に、ウェブサイトと航空券が架空のもとであることを突き止めた。「カンタス航空、バージン航空、ジェットスター航空などの航空券が販売されており、ウェブサイトは本物に見えたわ。これは、航空券などをインターネット上で購入するときは、十分に注意しなければならないことを人々に警告する事件となったわ」とウィルズさんは語った。同じnewflight.netのサイトを利用したウィルズさんの友人は、カンタス航空の航空券を確認しに行ったとき、6枚の航空券しか予約されていなかったことを知り、不安に思ったとした。残念ながら、ウィルズさんが支払った770ドルは補償されなかった。
Australian Securities and Investments Commission(オーストラリア・セキュリティー・インベストメント・コミッション)は、ウィルズさんとその他の被害に遭った人のケースを検証し、インターネットを利用してどのように詐欺行為が行われたかを調査している。