シドニー11日-女性教師を絞め殺そうとしたシドニーの男子生徒が11日、殺人未遂の容疑で逮捕され、警察が不服の申立てをしたにも関わらず、同男子生徒の保釈が認められた。
16歳の男子生徒は、6月19日にRandwick(ランドウィック)の男子高校の女性教師(24歳)に暴行を加えた容疑をかけられていた。同男子生徒は当初、学校のスタッフに対する暴行行為の罪に問われていた。しかし、その後、教師の首を絞め、窒息死させようとした殺人未遂の容疑をかけられた。
被害を受けた女性教師は、首、胸、手の腫れやあざの治療を病院で行った。未成年のため、男子生徒の名前は公表されていない。検察官は治安判事に対し、殺人未遂の罪の深刻性を考慮し、同生徒を拘置所に送還するように要求したが、治安判事は同男子生徒の保釈は認めるという決定を下した。