キャンベラ17日―オーストラリア国内のガソリン価格が高騰しており、2週間以内に1リットル1ドル50セントにまで上昇する可能性があり、過去最高値を記録する予定。

Australian Institute of Petroleum(オーストラリアガソリン委員会)が発表した統計によると、国内の平均ガソリン価格は1リットルあたり1.3セントから136.5セントに上昇した。この現象は、レバノンで勃発しているイスラエルとヒズボラの対立の影響を受けた原油価格の上昇に伴い発生している。

6月上旬のガソリン価格は1リットルあたり1ドル39セント弱だった。世界中の原油価格の高騰が、ガソリン価格の上昇を引き起こしており、来週にも過去最高値が更新されると予想される。

国内でも最もガソリン価格が高いのはダーウィンで、1リットル当たり平均１４４．８セント。シドニーは137.6セント、メルボルンは137.4セント、キャンベラは140.1セント、アデレードは137.7セント、ホバートは143.0セントへ上昇をみせている。ガソリン価格の高騰により、家庭は1ヶ月に30ドル余分にガソリン代に費やしている。