キャンベラ16日ーAustralian Institute of Health and Welfare (AIHW)が16日に発表した報告によると、5人に1人のオーストラリア人の母親が、妊娠中に喫煙をしているという。
報告では、2003年に出産した女性のうち17.3%が妊娠中の喫煙を認めている。また、この割合は、10代で出産した女性においてより高い割合が見られた。AIHWのElizabeth Sullivan(エリザベス・サリバン)氏は、「妊娠中の喫煙は10代の母親でその割合が増大しており、42%にものぼる。一方、35歳以上の母親の場合10.9%。」と語った。
また、アボリジニの女性や遠隔地に暮らす女性は、妊娠中に喫煙をする傾向が高いことも判明している。報告によると、妊娠中に喫煙をしていた母親が未熟児は出産するのは60%。