シドニー 16日 - NSW州政府は16日、障害者用駐車カード(Disabled parking stickers)乱用者の取り締まりを強化することを発表した。
障害者用の駐車場使用方法を規定したMobility Parking Scheme(MPS)に違反した場合、運転手は、より高い罰金を課せられ(現行の$384から$461へ増加)、また、運転免許の減点対象とされる可能性もある。
Eric Roozendaal(エリック・ルーゼンダ-ル)道路相は、MPSステッカーは、体の不自由な人達が、障害者用に割り当てられた駐車場に車を止める為にあるものだが、乱用された場合には没収することも考えていると述べた。
今回の取り締まり強化には、MPSステッカーなしで障害者用駐車場に駐車した場合や、友人や親戚のステッカーを借りて使用している場合などが含まれる。
また、同相は、MPSステッカーを発行する権利をもつ医者で、権限を乱用している可能性がある者に対し、書面で忠告すると語った。