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ピット・ストリートで35発の銃乱射事件発生

25日午前1時頃、シドニー市内ピット・ストリートにあるガス・ナイトクラブで発砲事件が発生。目撃者によれば、目だし帽を被った3人の男がブルーのセダンから降りてきたかと思ったら、同クラブの自動ドア付近で銃を乱射しはじめたという。

クラブ内には当時約100名ほどの客がおり、皆銃弾を避けるために逃げまどい、あたりは騒然となったが、幸い怪我人はでなかった。シティ・セントラル警察署長のPaul Carey(ポール・ケアリー)氏は報復的襲撃ではないかと見て、州警察の専門チームに応援を頼んで捜査にあたっている。
警察はナイトクラブのオーナーに事情聴取を行ったが、いまだ発砲の理由をつかんでいない。オーナーは9ヶ月前に変わり、またセキュリティの使用もごく最近変えられており、ケアリー署長はナイトクラブと暴走族の関係を視野にいれている。また警察は、同ビルにはオーストラリア税関も入っているが、襲撃のターゲットはナイトクラブであるとの見方を強めている。現在、弾痕から使用された銃の特定中。ショットガン、ライフル、ピストルが使われたとの情報もある。襲撃の際に使われたと思われる車もサリーヒルズで発見された。
同クラブ前の歩道には血痕が残っているが、怪我人が出たとの通報は入っていない模様。NSW州野党リーダー、Peter Debham(ピーター・デナム)氏はこの襲撃を政府に対する警報だと表現。しかし、モリス・イエンマ州首相は犯罪率は減少していると関連性を否定した。

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