一般

「甦り」を期待する学者、両親と自分を死後冷凍保存

[メルボルン26日]生物学者のPhilip Rhoades(フィリップ・ローデズ)博士は、オーストラリア初となる極低温学センターにおいて、両親と自身の身体を死後冷凍する考えがあることを明らかにした。

このたびローデス博士(54歳)は、世界で3例目となる極低温学センターの建設の権利を勝ち取った。博士は将来、医学技術の進歩によって生物を甦らすことが可能になると考えており、65万ドルをかけてNSW州Cowra(カウラ)の地下倉庫に60ヘクタールの同センター建設を計画。6ヶ月以内に着工予定。研究に貢献するため、自身と両親を極低温冷凍保存する構え。両親は共に彼の意向を理解し、協力に好意的だという。3人の身体は死後、マイナス150度に保たれた液体ニトロゲンで冷凍され、技術の進歩により再びこの世に戻ってくるのを待つこととなる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら