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復縁を拒否された男、妻をクリケットバットで殴打し殺害

パース29日―妻を50回以上も刺した上、頭蓋骨をクリケットのバットで殴打し殺害したパースの男が29日、WA州最高裁判所で終身刑の判決を受けた。

妻殺害容疑で有罪判決を受けたLeslie Shortte(レズリー・ショーテ)被告(57歳)は、12年間連れ添った妻Kylie Jane Shortte(カイリー・ジェーン・ショーテ)さん(45)を、20051229日に殺害した。

妻のカイリーさんは12年の結婚生活後、「あなたをもう愛していない」と、レズリー被告に家を出て行くように命じ、その3週間後、レズリー被告は妻の家を訪れ、復縁を懇願した。

Sandra Demaio(サンドラ・ディマイオ)検察官は、レズリー被告は、同軸ケーブルや園芸用手袋を持参するなど、妻が拒否した場合、「懲らしめてやろう」と思っていたとした。しかし、実際は、レズリー被告は、妻の髪を引っ張りバスルームまで引きずり、開いた状態のはさみで妻の腕部、背中、脚を何度も刺したという。

レズリー被告は、「妻は泣いていたよ。でも止められなかった」と語った。レズリー被告はその後、妻を玄関まで引きずり、側にあったクリケットのバットで妻の頭蓋骨を6回殴り、殺害した。
バットを振り下ろす勢いが凄まじかったため、バットは割れ、頭を守ろうとしたスカリーさんの手は骨折していたという。

法廷ですすり泣くレズリー被告に対し、Geoffrey Miller(ジョフリー・ミラー)判事は、「レズリー被告の深い後悔の念は認めるが、殺害された妻の遺体を発見した21歳の息子さんに与えた影響も考慮しなければならない」と話し、終身刑を言い渡した

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