シドニー30日-連邦政府は、失業率の高い地域に暮らす人々に対し、最高5000ドルの給付金を支給し、現在暮らす家を離れ他地域で就業するよう促す予定。
フェアファックス紙は、政府は今年末までに、この試験的プログラムを開始する予定で、独身の人々が慢性的な労働力不足の問題を抱えるダーウィンやWA州へ移動することを期待していると報じた。平均失業率を上回る、NSW州のnorth coast(ノースコースト)、Shoalhaven(ショールヘブン)、シドニー郊外などの地域が、同プログラムの対象地域となる。
政府は、失業者が就く可能性の高い職業は、ダーウィンの漁業産業、Broome(ブルーム)の真珠採取業、WA州とQLD州の地方における農業、園芸、ホスピタリティーなどの分野だとした。