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テロ攻撃に対し、無防備なシドニーフェリー

シドニー 30日 -シドニーのフェリーが、テロ攻撃に対し無防備な現状が指摘される中、Paul O‘Sullivan(ポール・オスリバン)オーストラリア安全保障機関(ASIO)長官は、オーストラリアに対する、更なるテロ攻撃の危険は避けられない事実であると語った。

30日夜、オーストラリアビジネス会議で講義した同長官は、「2000年以来、毎年少なくとも1件のオーストラリアを標的とした、阻止された、または実行されたテロ攻撃がある。 インドネシアで、オーストラリア人または、オーストラリア国を標的としたテロ攻撃の起きる確立が高い。」と述べた。

また、米国の安全保障専門家Malcolm Nance(マルコム・ナンス)氏は、「シドニーの通勤に利用されているフェリーサービスは、テロ攻撃に対して無防備だ。」とオーストラリア安全保障協会会議で指摘し、「フェリーは、とても速度が遅いが、基本的には巨大な飛行機と同じだ。湾内で、数隻のフェリーに同時テロ攻撃が仕掛けられた場合、大惨事に至ることとなる。 」と警告した。

シドニーフェリーのスポークスマンは、2000年のオリンピック以来、全ての桟橋に、CCTVカメラが設置されているとし、更に、550万ドルをかけた設備の改善が間もなく開始されると述べた。

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