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幼児殺害犯、全裸で日光浴し刑務所に逆戻り

[シドニー2日] 1974年に当時5歳だったNicole Hanns(ニコール・ハンス)ちゃん刺殺容疑で25年間服役した後に仮釈放されていたJohn Lewthwaite (ジョン・ルースウェイト)受刑者50歳が2週間前に公然猥褻罪を犯した事件は、同人を再び刑務所に送るべきだとの声が高まるにつれ、政界に大きな動乱を起こしていた。

ルースウェイト受刑者は8月19日、シドニー南部のWanda Beach(ワンダ・ビーチ)で同性愛者と共に全裸で日光浴をしていたとして逮捕されたが保釈。その後、騒ぎが大きくなり、マスコミがルースウェイト受刑者の住所を公表後は、NSW Corrective Services(NSW州矯正局)が同人を別の場所に移すなどの対応が行われていた。またNSW州政府は先週、ルースウェイト受刑者は1999年の仮釈放以降、非常に模範的な生活態度だったとコメントしていた。しかし9月2日、同受刑者はRose Bay(ローズ・ベイ)署に出頭し、再逮捕。
NSW State Parole Authority (SPA)が行った会議では、猥褻容疑を含む2件の違反行為を犯したルースウェイト受刑者は一般社会に適応不可であるとし、仮釈放を取り消す決定が下された。Tony Kelly(トニー・ケリー)NSW州法相は同人は警戒厳重な刑務所に送られるだろうと語った。
ルースウェイト受刑者は猥褻罪の審問後、SPAが処遇を再度検討する間、刑務所内に拘束される。SPAは仮釈放取り消し決定日から28日以内に再審理を行わなければいけない。また、受刑者はNSW州最高裁判所に上訴可能だが、猥褻容疑で有罪となれば、1年間は仮釈放が認められない。

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